The SOAP物語(2)<お米と森林、2つの国産素材>

四半世紀ほど、植物を扱ってきた日本人として「日本ならではの素材が使えたら」と考え、まず思いついたのが「お米」と「森林」でした。

 

お米は、日本人のソウルフードです。

 

古くから日本人は米ぬかを使って肌のケアをしてきました。石けんが一般的となる明治時代までは、米ぬかが石けんの代わりに使われていたとも言われています。

 

日本の四季折々の移ろいを見せる美しい田んぼは、水害対策効果、水源の確保といった作用だけでなく、日本の原風景であり、今も各地に息づいています。

 

今回は、そんなお米から作られる米ぬか油を使います。

通常、ヘキサンなどの溶剤を使って抽出されますが、ヒノキチザソープで採用した米ぬか油は、低温圧搾によるもので、スーパービタミンEと呼ばれるトコトリエノール、ガンマオリザノールなどのお米の栄養がそのまま含まれています。これらは強力な抗酸化作用をもち、私達の手肌をやさしく守ってくれます。

 

もう一点、日本の森林。

 

日本は国土の7割が森林。いわば森林大国です。ひのき風呂や杉やヒバの住宅など、自然に恵まれた私たち日本人は、昔から森林に癒されてきました。

 

特に青森ヒバは、日本の3大天然美林のひとつでもあります。

そんな青森ヒバから抽出される「ヒノキチオール」は、1936年に台湾ヒノキから発見されたため、”ヒノキ”の名を冠していますが、ヒノキよりもヒバ、特に 日本の青森ヒバに多く含まれます。

 

また、青森ヒバのエッセンシャルオイル(精油)も入れました。ヒノキにも似た日本人に馴染みの深い、気品高い樹の香りです。

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